スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
<< 栄枯盛衰 | main | 家事的観察力 >>

やさぐれるには、まだ早い!(豊島ミホ)

仕事やめたーい、という嘆きは若さだったんだな、と。

L25で連載していたエッセイをまとめたもの。
あとがきでご本人も書いているけれども、
内容がイチイチ若い。
若いというか、青い。

それも、高校生が夢見ちゃってるような
清々しい若さじゃなくて
20代でなんとなく世の中知ったつもりで
話をしている感じの
ちょっと痛々しい若さだ。

自分もかつてそうだったんだろうなと
懐かしいやら、恥ずかしいやら。

やっぱりあとがきでご本人も特に今と違う、と書いていたけれど
一番気になったのが、
友達から仕事やめたーい、っていう電話がかかってきた、っていうハナシだった。

今の仕事に向いている気がしないし、給料も安いし、仕事をやめたい、という友達に
他の仕事も大変なんだよ、と
自分だって小説家に向いているかどうかは分からないし、

どこかに「向いている」仕事があって、それに就けば、誰でもやりがいと楽しさを感じて働けるというのは、誰かがつくった幻想だ。


と説得した、っていうハナシなんだけれども。

言ってることは分かるんだけれども
そもそも、仕事やめたーい、という友達が求めているのは
そういうハナシじゃなくて、
そうだよねー、大変だよねー、という共感だと思う、とか。
本当に向いていないならばさっさと転職すべきだ、とか。
あらすじだけでは上手く伝わらないけれどやたらと違和感を感じた。

それでふと気づいたのだけれど
そういえば最近「仕事やめたーい」という嘆きをあまり聞かなくなった気がするのだ。

そりゃあ、仕事はやめたーいのだけれども
それって宝くじで3億円当たりたーい、みたいな
夢だよね、ってどこかで線引きをきっちりできるようになっていて
仕事は大変だけれども
どうしてもやめたいほどの仕事だった人たちは
多分、みんなそれこそ転職して
そこそこ自分にとって折り合いをつけられる職場にはいる、ようにも思う。
もしくは
仕事やめたーいと嘆くことの不毛さを身にしみて実感しているだけかもしれないけれど。苦笑。

どちらかというと、
仕事をやめたいという夢物語の前に
現実問題として、働き続けたいのに
出産・育児で仕事を続けられないかもしれない、という
切羽詰った悩みだったりして。

落ち着いたというのか、成長したというのか
そういうお年頃というか。

若かったり青かったりしたけれど
あの頃はもっとガッツリ踏み込んで語ることが多くて、
楽しかったなと、懐かしく思う。

| book | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

スポンサーサイト

| - | 22:25 | - | - | pookmark |
Comment









Trackback
url: http://at-sunny-day.jugem.jp/trackback/111

11
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--
Profile
Sponsored links
New entries
Archives
Categories
Recent comment
Recent trackback
Mobile
qrcode
Others
無料ブログ作成サービス JUGEM